1975-11-19 第76回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○瀬野委員 もう一点、山地酪農振興のための具体的政策についてでありますけれども、山地酪農の振興を図るためには、まず国策の中に山地酪農振興政策を積極的に位置づけ、次のような政策の展開を図るべきである、私はかように思っております。 一つは土地政策の整備、すなわち、国公有林を初め未利用の雑木林等、山地酪農のために活用できるよう法改正をするなり、行政指導の改善を図るということであります。
○瀬野委員 もう一点、山地酪農振興のための具体的政策についてでありますけれども、山地酪農の振興を図るためには、まず国策の中に山地酪農振興政策を積極的に位置づけ、次のような政策の展開を図るべきである、私はかように思っております。 一つは土地政策の整備、すなわち、国公有林を初め未利用の雑木林等、山地酪農のために活用できるよう法改正をするなり、行政指導の改善を図るということであります。
そういう意味では大臣、先ほど御答弁がありましたけれども、私がいま申しましたようなもっと現実を踏まえて、ひとつ思い切った酪農振興政策を打ち出す御意思があるかどうか、これをひとつあらためて見解をお伺いしたいと思うのです。
○武藤(山)委員 これで終わりますが、私はやはり長期の酪農振興政策というものを農林省が怠ってきた。今日こういうしわ寄せが出てきたのは、根本は私はやはり政府の姿勢に問題があったと思うのです。これは農林省の怠慢ですよ。たとえば今日、日本全国の農地のうち、裏作を全然廃耕しちゃった、裏作をつくらぬところが相当ある。
国内産のなま牛乳ないしは脱脂粉乳に依存しますことが不可能でありますことは、数量的にも価格の上からも明らかでありますので、ことさら相談もいたしておらなかったわけでありますが、国会の審議途中において、農業振興政策、酪農振興政策との関連において、あるいは食糧政策との関連において、大体ごもっともであるというお話が出るに従いましまして、農林大臣からも私に具体的に話があって、今後に向かって密着しながら年次計画を
ただそれを実現するについて、先刻申し上げたように、私のしろうと判断にいたしまても、相当むずかしい諸条件が横たわっておるんじゃなかろうか、それはあくまでも日本全体から見ました農業政策、酪農振興政策の基本線の確立の線に立って考えらるべき学校給食側の要望でもあるわけでございますから、私だけで確定的な政府の考えを申し上げることはちょっと僭越ではないか、こう思いますので、以上の御答弁を申し上げているわけであります
同時にまた開拓の大部分というものは政府の酪農振興政策に対応してその方向へ進んできているのだが、もしも今のような開拓政策を続行されている限りにおいては、とても、将来外国の農産物等が入ってくる、特に酪農製品としての乳製品等が入ってきた場合に、これと競争してやっていくということは容易なことではない。それで、これに対して政府側としては何か考えているのか。
○東隆君 政府の今までとられた酪農振興政策というものが、生産の方面に重点を置いて、消費の面あるいは流通の面に力が注がれなかった。こういう面があるためにいろいろトラブルが起きているのではないか、こういうことをよく言われている。
というのは、この七月の、普通ならば奨励金のつくべき時期に、さらに受乳拒否だの受乳制限だの、全般的な値下げがくるということになれば、政府の立てております今の酪農振興政策というものは基本からくずれる。この基本からくずれるのをどうして食いとめるかという腹がまえがない限り、対策は出てこないということを言っているのです。実際問題としてそうでしょう。今まで少くとも夏場は実際にはいつも奨励金がついてきた。
なお、本案に対し、自由民主、社会両党共同提案により、政府は、すみやかに酪農振興政策を再検討し、乳価の安定、生乳取引に関する紛争のあっせん処理機構の確立、学校給食及び職場・給食等集団飲用の促進並びに生乳生産者の共同販売組織の整備による生乳取引の改善のために必要な酪農振興法の改正並びに財政上の措置を講ずべきであるという点、ほか、本法の運用等に関連し、五項目の附帯決議を委員会の総意をもって付することといたしました
酪農振興基金法案附帯決議 一、政府は、すみやかに酪農振興政策を再検討し、乳価の安定、生乳取引に関する紛争のあっ旋処理機構の確立、学校給食及び職場給食等集団飲用の促進並びに生乳生産者の共同販売組織の整備による生乳取引の改善のために必要な酪農振興法の改正並びに財政上の措置を講ずること。
これでは酪農振興政策というものは願い下げにした方がいい。与党見の諸君だって同じだと思う。十二億円の砂糖消費税の戻り税だけで酪農振興政策のごまかしをしようという根性では、与党としても酪農振興政策なんというものは願い下げにしてもらいたい。だから決して与党の諸君に当るわけではありませんが、私は今の八条の基本はそこから出発している。
従いまして私はこの価格の急騰急落を調整いたしますための金融措置等の制度は、政府の財政の少くも負担によって行われるということになりますことが、従来の酪農振興政策をとられたときに比べまして一段の進歩である、かように考えまして私はけっこうであるとかように申し上げたわけであります。
ただいまもいろいろお話がありましたが、酪農振興政策としてまだ不十分だ、しかし本制度ができたことは一歩前進だから基本的に賛成だ、こういうお話です。そこで一点お伺いしたいのは、今酪農振興政策という点も、特に農民の立場から見た場合いろいろ必要な施策があるわけですね。
今の酪農振興政策の一番要諦は、要するに引き合う価格の安定ということである。これを保証することが一番大事だ。この点はわれわれと全く同意見だ。私もその通りだと思う。
この政府がどうなるということはこれは将来の問題でありますけれども、いかなる内閣ができましてもこの問題は日本国の農政として重大問題でありますから、政府がかわってもかわらなくても私どもはやはりそういう強力な酪農振興政策をとるべきものであるという確信を持っておりますからさようにお答えをいたすのであります。
たまたま、その後菓子の需要がどんどんふえて、そして菓子に使われるというようになってきて、その面から、酪農関係がこれによって利益を得ておったということはありますが、これは酪農振興政策が確立しなければはずせないのだというふうに言われるのは、この制度本来の筋からいってどうも違うのではないか。
これは私は酪農振興に対する政府の指導が誤まっているからであると思うのでありまして、やはり経済再建六カ年計画を作られました立場に立ちましても、牛がふえても飼料は高くならない、乳の値段も下らないという確固たる政策の裏づけを持ちまして、酪農振興政策をやらなければいかぬと思うのであります。
又酪農振興政策が進むに伴いまして、日本の食生活を根本的に改善をいたしまして、そうして以て日本国民の永遠の食糧問題を解決いたしたい、こういうことで考えておるような次第でございます。
なお畜産振興の問題につきましては、かねて国会におきまして決議が行われました通り、食生活改善の急務なることは申すまでもないのでありますが、その基本対策として酪農振興政策を強力に推進すべきものであると存じますが、その根幹をなす集約酪農対策につきまして、今回の予算の査定を見ますると、これが全面的に切られておるのであります。
如何に事務的に整わないとしても折角芽を吹きかけた酪農振興政策がこのことになつて双葉の芽を摘まれるであろうということは、これはもう周知の事実であります。こういう大事な、而もチヤンスにばたばたとバターが輸入されるということは私は極めて不用意だと、こう思う。